.映画『アルキメデスの大戦』のあらすじ・感想
欧米列強との対立を深める日本は、1933年、軍拡路線に舵を切り、秘密裏に世界最大の戦艦・大和の建造を計画。海軍少将・山本五十六はこれからの戦いに必要なのは空港母艦だと進言するが、上層部は耳をかさない。そこで山本はある人物に近づく…。
参照元:U-NEXT
制作 | 2019年 |
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監督 | 山崎貴 |
出演キャスト | 櫂直:菅田将暉
山本五十:舘ひろし 田中正二郎:柄本佑 尾崎鏡子:浜辺美波 大里清:笑福亭鶴瓶 |
目次
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主演キャスト「菅田将暉」映画一覧
『タンブリング』(2010)
『王様とボク』(2013)
『二重生活』(2015)
『ピンクとグレー』(2015)
『キャラクター』(2021)
『アルキメデスの大戦』の主演を演じているのは、1993年2月21日生まれの俳優・菅田将暉です。イケメン俳優の登竜門とされるジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに選ばれ、仮面ライダーシリーズで俳優デビューを果たします。その後、型にはまることなく、多様な役を果敢に挑戦し、日本屈指のカメレオン俳優として名を馳せるまでに。俳優業の他に、高い歌唱力とギターを弾きこなし、アーティスト活動や、ラジオ活動などマルチに挑戦しています。
映画『アルキメデスの大戦』に併せて観たい映画一覧
『男たちの大和』(2005)
『日本のいちばん長い日』(2015)
『永遠のゼロ』(2013)
『ミッドウェイ』(2019)
『ダンケルク』(2017)
『アルキメデスの大戦』のような戦争映画を観たいという方におすすめの5作品を厳選しました。『永遠のゼロ』は、『アルキメデスの大戦』を手掛けた山崎貴監督がメガホンをとり、当時の日本内閣総理大臣・安倍晋三からも好評されている日本を代表する戦争映画のひとつです。さらに、海外の戦争映画を観たい方におすすめなのが『ミッドウェイ』『ダンケルク』です。どちらも制作資金を惜しみなくつぎ込んだことが窺える迫力のある映像が広がっています。
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映画『アルキメデスの大戦』を観た感想
ららら
・新たな視点で「第二次世界大戦」と「戦艦大和」を描く
『アルキメデスの大戦』の原作者は、『ドラゴン桜』『インベスターZ』などの作品で、社会問題を一般的な角度から少しずらした視点に着目し、物事を描く毒性を持ったヒットメーカー作家・三田紀房。第二次世界大戦で苦しむ民間人や、日本兵として出陣する立場ではなく、戦争を馬鹿らしいと揶揄する数学者の立場から描かれました。当時、多くの大戦に勝利していたことで日本全体が戦争モードに突入し、支離滅裂な設計の戦艦開発にストップをかけたい山本が軍隊嫌いの数学者・櫂に協力を煽り、天才数学者VS海軍という構図で繰り広げられる頭脳戦に引き込まれます。ちなみに、三田紀房は、笑福亭鶴瓶の大ファンであることを明かしています。原作では、「鶴辺清」という笑福亭鶴瓶そっくりのキャラクターが登場しているのですが、三田紀房のラブコールもあって、映画『アルキメデスの大戦』では、「大里清」と改名したキャラクターで出演。笑福亭鶴瓶は、自分の演じるキャラクターについて「漫画で出てくるキャラクターをそっくり演じていいと聞いて、なんのこっちゃと思いながら読んだ。そしたらそのままやんけ!と驚きました。原作漫画を忠実に映画化するならぼくが一番だと思います」と話したほど、原作漫画の鶴辺清と笑福亭鶴瓶は瓜二つ。気になる方は、原作漫画も読んでみてください。
・息することを忘れるほど緊迫した大会議シーンに注目
全編を通して特に見応えがあったのが、物語の1番の盛り上がりを見せる戦艦建造計画の最終決定を下す大会議でのワンシーン。このワンシーンだけで台本が20ページ越え、110カット越えの膨大さからも分かる通り、専門用語が飛び交い、日本の未来を大きく左右するためキャラクターたちは誰もが命をかける思いで討論を交わし、火花を散らしています。特に、主演の菅田将暉は、難しい数式をスラスラと並べ、黒板に力強くチョークでなぐり書きしていくシーンがあるのですが、さすが実力派俳優と言われるだけあって、圧巻の演技力を発揮。菅田将暉の他、柄本祐、舘ひろし、田中泯、小林克也、國村隼など豪華キャスト陣が集結し、物凄い熱量が感じられました。撮影時、気温が高い現場であったにもかかわらず、リアリティを演出するために、冷房機器を全て消してカメラを回したそうです。カットがかかるたびに俳優陣たちは、和やかな空気に戻り、笑い声もあったようですが、本番の映像だけ見ると、ビハインドストーリーが信じられません。役者たちの演技力が光る大会議シーンは、要チェックです。
・菅田将暉の演技力
ストーリー全体を通して出演俳優たちの高い演技力は評価されるべきであるのですが、中でも群を抜いていたのが主演を演じた菅田将暉です。数学天才者という役を演じるにあたり、人一倍の速さで物事の先を読み、数字を紐解き、それを普通の人では右から左に流れてしまうような早さで言葉にする。この一連の流れを、台詞として読み上げるのではなく、まるで本当に数学の天才なのではないかと錯覚するほど、自然に熱演。元々、数学が得意だと話す菅田将暉ですが、主人公を演じるために、専門家から数学を学び、黒板にスラスラと数式を書き出せるように何度も練習を繰り返したそう。さらに、戦艦の製図をするシーンも無駄な動きが出ないよう、ひたすら練習したことを明かしています。練習する中で、「横線を引くだけでも難しい」と話す菅田将暉ですが、実際の映像では綺麗な横線、婉曲、数式を書きつづけてきた人のような書き方を完全取得して、違和感のないテンポの良さで作品全体の緊迫感を生み出しています。